解くコツこつこつ 〜大学入試問題・国語〜

基本的な解法のコツを分かり易くご紹介します。歩みを止めずけれど焦らず、一緒にこつこつ勉強して行きましょう。

2017年度 慶應義塾大学 文学部ー小論文 No.4

7.評論全体の構成

いよいよ総仕上げだ。評論全体の構成を文字として纏める気持ちで、要約を完成させよう。

要約文の総仕上げは評論全体の構成を文字で纏める作業


8. 評論全体の構成 ー 図式化

では、評論全体の構成を図式化してみよう。




【第1論 – 掛合教授が紹介したタンザニア焼畑農耕民の生活】

その日暮らし ー わたしたちの資本主義経済とはまったく異なる世界

🅰最小限の努力で生計を維持する仕組み

🅱このような事態は、しばしばわたしたちの仕事場(資本主義経済の社会)でも起きる。
↓ 🅰 🅱 を根拠にした結論
★その日暮らし ー アフリカ経済の発展を阻む要因 ↔︎ 資本主義




【第2論 – 内山氏による近代化】
1️⃣ 近代化 – 時間を等速で不可逆なものとして扱うこと。
2️⃣ 近代化 – 時間と労働力が対価なものとして取引される。
↓ 1️⃣ 2️⃣ を根拠にした結論
★近代化によって、わたしたちは時間の主体性を剥奪され生きづらくなる結果になった。




【第3論 – わたしの考えるタンザニア焼畑農耕民の生活の位置付け】

前述 6 で纏めた通り



9. 前段との二項対立関係を作る。


さて筆者「わたし」の主張を明確にする為に、前段部分の要約を付け加えよう。その時に気を付けることは次の2点である。

① 争点を明確にする。

何故なら、その争点を線対称の軸として「わたしの考え」と前段部分とは二項対立関係になっているからである。

上記①の作業を行いながら、評論文全体の文脈を整理し、「わたしの考え」を明確化する。



明確化を図る為に効果的な方法は、二項対立関係を作ることです。

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僕はあっち! 私はこっち!




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