俳*句くく

見る、聞く、触わる日常生活を俳句に創作して行きます。完全創作で小品も書きます。

冬の空

冬の空哲学者たる鴉かな


冬の空を見上げると、電線に大きな鴉がとまっている。

鴉はいかめしい顏をしている。

大きな嘴が鷲鼻のようにも見える。

黒い姿も重々しい。

黒い塊はまるで哲学する者のようだ。

これで生ゴミを漁りに行くのだから嫌になっちゃう。

都会で暮らす哲学者なんて所詮その程度なものだ、と

また元の姿勢に戻る。